
MARKET REPORT
国土交通省データに基づく客観的分析レポート
取手市の不動産市場は、直近5年で約32%上昇しています。
しかし、市内すべてのエリアが同じ動きをしているわけではありません。
今回は取引件数が多い地区を中心に、戸頭・井野・ゆめみ野・新取手・井野台・桜が丘・青柳・東・双葉・新町・藤代の11地区を徹底分析します。
まずは市全体の動きから確認しましょう。
単位:万円
単位:件
2021年
1,822万円
2025年
2,414万円
上昇率
+32.5%
これは地方都市としては強い上昇トレンドです。
また、中央値が1,200万円 → 2,000万円に上昇している点は重要です。
つまり「一部の高額物件が押し上げた」のではなく、市場全体が底上げされていることを意味します。
次に、地区ごとの価格推移を見ていきましょう。
各地区の年別平均価格を折れ線で比較。地区名をクリックで表示/非表示を切替できます
単位:万円
5年間でどれだけ価格が変化したかを比較
単位:万円
取引の活発さを地区ごとに比較
単位:件
単位:%
全期間平均価格
2,664万円
平均面積 294㎡
5年間変動率
+42.4%
2,353 → 3,350万円
年別平均価格推移
トレンドライン
取手市内で最も取引が活発なエリア。2021年から2025年にかけて138件の取引があり、市場の流動性が非常に高い。買い手・売り手ともに見つかりやすく、売却時のリスクが低い。
2021年の平均約2,353万円から2023年には約3,720万円へと大幅に上昇。2024年は約2,704万円、2025年は約3,350万円と変動はあるものの、全体的に上昇基調を維持している。
市内最多取引件数・投資向き・価格上昇余地あり
将来性
★★★★★
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★☆☆
全期間平均価格
2,828万円
平均面積 254㎡
5年間変動率
+1.0%
2,926 → 2,955万円
年別平均価格推移
トレンドライン
取手市内で2番目に取引が多いエリア(82件)。戸建住宅が中心で、実需層からの安定した需要がある。価格のブレが少なく、資産価値が安定している。
2021年の平均約2,926万円から2024年には約3,944万円へと約35%上昇。2025年は約2,955万円と高水準を維持しており、安定した価格帯を保っている。
実需最強エリア・資産価値安定
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★★
資産安定性
★★★★★
全期間平均価格
2,997万円
平均面積 267㎡
5年間変動率
+60.6%
2,573 → 4,133万円
年別平均価格推移
トレンドライン
取手市内で最も高価格帯のエリア。62件の取引があり、新興住宅地として一定の需要がある。区画整理された美しい街並みが特徴。
2021年の平均約2,573万円から2024年には約4,100万円へと約59%上昇。2025年も約4,133万円と高水準を維持しており、市内で最も高い価格水準を保っている。
市内最高価格帯・将来安定型
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★★
資産安定性
★★★★★
全期間平均価格
1,380万円
平均面積 163㎡
5年間変動率
-58.2%
1,320 → 552万円
年別平均価格推移
トレンドライン
69件の取引があり、手頃な価格帯で一定の需要がある。取手駅に近い立地が魅力で、投資目的の購入も見られる。
2021年の平均約1,320万円から2022年には約1,661万円へと上昇したが、その後は下降傾向。2024年は約958万円、2025年は約552万円と価格が下落している。絶対額は低く、今後の動向に注意が必要。
手頃価格帯・投資検討エリア
将来性
★★★☆☆
実需向き度
★★★☆☆
資産安定性
★★★☆☆
全期間平均価格
2,282万円
平均面積 248㎡
5年間変動率
+56.2%
1,639 → 2,560万円
年別平均価格推移
トレンドライン
53件の取引があり、井野エリアに隣接する住宅地として安定した需要がある。井野と比べてやや手頃な価格帯。
年ごとの変動が大きく、2022年は約3,510万円と高額だったが、2023年は約1,556万円に下落。2024年以降は約2,300〜2,560万円で推移しており、安定化の兆しが見られる。
井野エリアに準じた安定性
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★★☆
全期間平均価格
1,661万円
平均面積 221㎡
5年間変動率
+202.1%
1,633 → 4,933万円
年別平均価格推移
トレンドライン
56件の取引があり、閑静な住宅地として一定の需要がある。落ち着いた住環境を求めるファミリー層に人気。
2021年から2024年までは約1,300〜1,600万円台で安定していたが、2025年は約4,933万円と大幅に上昇。高額取引が含まれた影響と考えられる。
閑静な住宅地・手頃価格帯
将来性
★★★☆☆
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★☆☆
全期間平均価格
2,192万円
平均面積 342㎡
5年間変動率
+50.8%
1,746 → 2,633万円
年別平均価格推移
トレンドライン
60件の取引があり、土地取引が活発。平均面積342㎡と広めの土地が選べるエリアで、注文住宅を建てたい層に人気。
2021年の平均約1,746万円から2022年には約2,949万円へと大幅上昇。その後は約1,800〜2,600万円台で推移しており、2025年は約2,633万円と上昇傾向。
価格と利便性のバランス型・初めての購入層向け
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★☆☆
全期間平均価格
2,785万円
平均面積 238㎡
5年間変動率
-40.5%
1,509 → 898万円
年別平均価格推移
トレンドライン
57件の取引があり、120万円から5.5億円まで幅広い価格帯の物件が取引されている。多様なニーズに対応できるエリア。
年ごとの平均価格の変動が非常に大きい。2024年は約5,788万円と高額取引が含まれ平均が大幅に上昇。2025年は約898万円と大幅に下落。中央値ベースでの評価が必要なエリア。
幅広い価格帯・多様なニーズに対応
将来性
★★★☆☆
実需向き度
★★★☆☆
資産安定性
★★★☆☆
全期間平均価格
483万円
平均面積 117㎡
5年間変動率
+128.6%
280 → 640万円
年別平均価格推移
トレンドライン
35件の取引があり、市内で最も手頃な価格帯。小規模物件が中心で、投資目的や初めての不動産購入に適している。
全期間平均は約483万円。2022年に約758万円まで上昇したが、その後は約400〜640万円で推移。絶対額が低いため少額投資に向いている。
市内最低価格帯・投資検討エリア
将来性
★★★☆☆
実需向き度
★★★☆☆
資産安定性
★★☆☆☆
全期間平均価格
2,541万円
平均面積 189㎡
5年間変動率
-37.3%
3,532 → 2,213万円
年別平均価格推移
トレンドライン
36件の取引があり、駅徒歩圏という立地が魅力。小規模マンションも含まれ、単身者からファミリーまで幅広い層に対応。
2021年の平均約3,532万円から2022年には約1,648万円へと大幅下落。その後は約1,500〜2,400万円台で推移しており、2025年は約2,213万円と安定化の傾向。
売却流動性あり・立地重視層向け
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★★☆
全期間平均価格
1,852万円
平均面積 286㎡
5年間変動率
+106.9%
1,015 → 2,100万円
年別平均価格推移
トレンドライン
31件の取引があり、藤代駅周辺の地域密着型エリア。平均面積286㎡と広めの土地が特徴で、ゆとりある住環境を求める層に人気。
2021年の平均約1,015万円から2022年には約2,613万円へと大幅上昇。その後は約1,800〜2,100万円台で推移しており、全体的に上昇基調を維持している。
手頃価格帯・地域密着エリア
将来性
★★★★☆
実需向き度
★★★★☆
資産安定性
★★★☆☆
| 地区 | 平均価格 | 上昇率 | 件数 | 将来性 | 実需 | 安定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 戸頭 | 2,664万 | +42.4% | 138 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| 井野 | 2,828万 | +1.0% | 82 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| ゆめみ野 | 2,997万 | +60.6% | 62 | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 新取手 | 1,380万 | +-58.2% | 69 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
| 井野台 | 2,282万 | +56.2% | 53 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
| 桜が丘 | 1,661万 | +202.1% | 56 | ★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| 青柳 | 2,192万 | +50.8% | 60 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| 東 | 2,785万 | +-40.5% | 57 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
| 双葉 | 483万 | +128.6% | 35 | ★★★ | ★★★ | ★★ |
| 新町 | 2,541万 | +-37.3% | 36 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ |
| 藤代 | 1,852万 | +106.9% | 31 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
井野・ゆめみ野
資産価値が崩れにくく、長期保有に適したエリア
藤代・青柳
手頃な価格帯で、まだ伸びしろがあるエリア
戸頭・新町
流動性が高く、将来売却を考える方に適したエリア
戸頭・新取手
価格上昇余地があり、投資妙味のあるエリア
取手市の不動産価格推移を見ると、地区ごとの特徴がはっきりしています。
安定の井野・ゆめみ野
伸びしろの戸頭・新取手
流動性の戸頭・新町
地区選びで将来の資産価値は大きく変わります。
購入も売却も、「今の数字」を正しく知ることが最重要です。
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データ出典:国土交通省 不動産情報ライブラリ
※データには土地のみと土地建物の両方が含まれます。統計情報であり全取引を網羅していません。
※本記事の価格データは過去の取引実績に基づくものであり、将来の価格を保証するものではありません。

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