茨城県公式統計データ+令和6年地価調査で徹底比較

守谷市 vs 取手市
どっち?不動産購入で失敗しない7つの比較

守谷市と取手市、家を買うならどっちが正解?
人口構成・地価・生活インフラ・教育環境・所得水準を茨城県公式統計データと令和6年地価調査をもとに徹底比較。
宅建士・2級FP技能士が後悔しない選び方を解説します。

2025年1月25日
宅建士・2級FP技能士
比較項目 1

地価の比較【令和6年地価調査】

令和6年(2024年7月1日時点)茨城県地価調査に基づく両市の地価を比較。資産価値の目安となります。

守谷市

  • 住宅地平均:約90,800円/㎡
  • 最高値:270,000円/㎡(中央1丁目)
  • 駅周辺:200,000円/㎡超えの高水準
  • TX沿線効果で高い資産性

取手市

  • 住宅地平均:約41,675円/㎡
  • 商業地平均:約76,950円/㎡
  • 最高値:114,000円/㎡(駅前地点)
  • 守谷市の約1/3〜1/4の価格帯

守谷市の主要基準地価格(令和6年)

所在地価格(円/㎡)
中央2丁目13-16211,000円
中央1丁目23-9270,000円
けやき台5丁目13-7125,000円
松ケ丘7丁目1-5104,000円
本町字城内105,000円

地価から見る資産価値の違い

守谷市:地価水準が取手市の約3〜4倍と高く、特に駅周辺は270,000円/㎡の高水準。つくばエクスプレス沿線効果により、資産性が強く評価されています。

取手市:住宅地平均41,675円/㎡と、守谷市より購入しやすい価格帯。商業地も駅前などは比較的高い値を維持しており、安定した需要があります。

守谷市は「資産性重視」、取手市は「コストパフォーマンス重視」の選択となります。

比較項目 1-2

地価推移グラフ【過去5年間の変動】

2020年〜2024年の5年間で、守谷市と取手市の地価がどのように変動したかを折れ線グラフで可視化します。

住宅地 基準地価の推移(円/㎡)

2020年2021年2022年2023年2024年5年変動率
守谷市80,00079,60081,10084,40090,800+13.5%
取手市41,20040,80040,50040,90041,6751.2%

商業地 基準地価の推移(円/㎡)

2020年2021年2022年2023年2024年5年変動率
守谷市142,000142,000144,000148,000156,000+9.9%
取手市70,08069,46069,28069,14069,220-1.2%

守谷市の地価動向

  • 住宅地:5年間で約+13.5%上昇(80,000→90,800円)
  • 商業地:5年間で約+9.9%上昇(142,000→156,000円)
  • 2021年まで微減→2022年以降は上昇に転換
  • 2024年は住宅地+7.6%と県内トップクラスの上昇率

取手市の地価動向

  • 住宅地:5年間で約+2.2%(41,200→41,675円)
  • 商業地:5年間で約-1.2%(70,080→69,220円)
  • 住宅地は2020〜2022年にかけて微減でしたが、2023年以降は上昇に転換
  • 下げ止まり〜回復基調で購入好機の可能性

地価推移から見る不動産投資の視点

守谷市:2021年まで微減傾向でしたが、2022年以降は力強い上昇に転換。特に2024年は住宅地+7.6%、商業地+5.4%と大幅上昇を記録。つくばエクスプレス沿線の需要増加と若い世代の流入が地価を押し上げています。資産形成を重視する方に適しています。

取手市:住宅地は2020〜2022年にかけて微減でしたが、2023年以降は上昇に転換。商業地も下落幅が縮小し、下げ止まりの兆しが見られます。底値圏からの回復局面にあり、割安で購入できるチャンスとも言えます。

守谷市は「力強い上昇トレンド」、取手市は「底値圏からの回復」という異なるフェーズにあります。

比較項目 2

人口構成の比較【若さと活力】

茨城県公式統計(2025年10月1日時点)に基づく両市の人口構成を比較。15歳未満の割合が街の活力を示します。

守谷市

  • 総人口:70,097人
  • 15歳未満:14%(9,769人)
  • 15~64歳:61.4%(42,816人)
  • 65歳以上:24.6%(17,173人)
  • 若い世代が多く、活気のある街

取手市

  • 総人口:103,687人
  • 15歳未満:9.4%(9,553人)
  • 15~64歳:55.6%(56,783人)
  • 65歳以上:35.1%(35,827人)
  • 高齢化率が高く、落ち着いた街

人口構成から見る街の特徴

守谷市:15歳未満の割合が14.0%と高く、子育て世帯が多い活気のある街です。65歳以上の割合は24.6%と比較的低く、若い世代が多く住んでいます。

取手市:15歳未満の割合が9.4%と低く、65歳以上の割合が35.1%と高齢化が進んでいます。落ち着いた住環境を求める方に適しています。

比較項目 3

出生率・死亡率の比較【街の活気】

2023年の出生率・死亡率から、街の活力と将来性を分析します。

守谷市

  • 出生数:495人
  • 死亡数:585人
  • 出生率:7.1‰(人口千対)
  • 死亡率:8.4‰(人口千対)
  • 出生率が死亡率に近く、人口が安定

取手市

  • 出生数:483人
  • 死亡数:1370人
  • 出生率:4.7‰(人口千対)
  • 死亡率:13.2‰(人口千対)
  • 死亡率が出生率を大きく上回る

出生率・死亡率から見る将来性

守谷市:出生率7.1‰、死亡率8.4‰と、出生率が比較的高く、若い世代の流入が続いています。自然減は小さく、人口の安定が期待できます。

取手市:出生率4.7‰、死亡率13.2‰と、死亡率が出生率の約2.8倍。自然減が大きく、人口減少傾向が続いています。

比較項目 4

生活インフラの比較【住みやすさ】

上下水道・医療施設など、生活に欠かせないインフラを比較します。

項目守谷市取手市
上水道普及率98.9%95.3%
汚水処理人口普及率100%92.1%
下水道普及率99.2%79.9%
一般病院数3施設8施設
医師数(10万人当たり)180人196.6人

守谷市のインフラ

  • 上下水道がほぼ100%整備されている
  • 計画的に開発された新しい街
  • 生活インフラが非常に充実

取手市のインフラ

  • 病院数・医師数が多い(人口規模が大きいため)
  • 医療体制が充実している
  • 上下水道も高い普及率
比較項目 5

教育環境の比較【子育て】

幼稚園・小中学校の数と児童生徒数から、教育環境を比較します。

守谷市

  • 幼稚園:5園(797人)
  • 認定こども園:1園(100人)
  • 小学校:10校(4,338人)
  • 中学校:4校(1,889人)
  • 1校あたりの児童生徒数が適正

取手市

  • 幼稚園:6園(304人)
  • 認定こども園:8園(772人)
  • 小学校:15校(4,697人)
  • 中学校:8校(3,069人)
  • 学校数が多く、選択肢が豊富

1校あたりの児童生徒数

守谷市

  • • 小学校:434人/校
  • • 中学校:472人/校

取手市

  • • 小学校:313人/校
  • • 中学校:384人/校

※ 守谷市は1校あたりの児童生徒数が多く、活気のある学校環境。取手市は1校あたりの人数が少なく、きめ細かい教育が期待できます。

比較項目 6

所得水準の比較【経済力】

1人当たり市民所得から、両市の経済力を比較します。

守谷市

  • 1人当たり市民所得:3,814千円
  • 年収換算:約380万円
  • 取手市より約30%高い所得水準
  • 都内通勤者が多く、所得が高い

取手市

  • 1人当たり市民所得:2,933千円
  • 年収換算:約290万円
  • 茨城県平均に近い所得水準
  • 地元就業者が多い

所得水準から見る住民層の違い

守谷市:1人当たり市民所得が3,814千円と高く、TX通勤で都内に勤務する高所得層が多く住んでいます。住宅価格が高めでも購入できる層が多いエリアです。

取手市:1人当たり市民所得が2,933千円と、守谷市より約23%低い水準です。地元就業者や年金生活者が多く、落ち着いた住環境を求める層が多いエリアです。

比較項目 7

人口密度と世帯規模【住環境】

人口密度と世帯人員から、住環境の特徴を分析します。

項目守谷市取手市
総面積35.71km²69.94km²
人口密度1,963人/km²1,482.5人/km²
世帯数29,818世帯49,261世帯
1世帯当たり人員2.35人2.1人
自動車保有台数44,232台66,405台
交通事故発生件数165件267件

守谷市の住環境

  • 人口密度が1,963人/km²と高い
  • 1世帯当たり2.35人とファミリー世帯が多い
  • コンパクトで利便性の高い街
  • 駅周辺に商業施設が集中

取手市の住環境

  • 人口密度が1,482人/km²とゆとりがある
  • 1世帯当たり2.10人と単身・夫婦世帯が多い
  • 広い土地が選べる
  • 落ち着いた住環境
比較項目 8

結論|どちらが向いている?

7つの比較項目から、あなたに合った選択肢を見つけましょう。

7項目の総合比較

比較項目守谷市取手市
人口構成(若さ)
出生率・活気
生活インフラ
教育環境
所得水準
住環境のゆとり
総合評価4.63.4

守谷市がおすすめな人

  • 若い世代と一緒に暮らしたい
  • 子育て環境を最優先したい
  • 生活インフラが整った街に住みたい
  • 資産価値を重視したい
  • TX通勤で都内に勤務している
  • 予算にある程度余裕がある

取手市がおすすめな人

  • 落ち着いた環境を好む
  • 広い家・土地が欲しい
  • コストを抑えたい
  • 医療施設の充実を重視したい
  • 常磐線通勤で始発を利用したい
  • 長期保有を前提としている

最終的な判断のポイント

守谷市は、若さ・活気・インフラ・所得水準のすべてで優位性があります。 子育て世帯が多く、将来的な資産価値の維持も期待できます。

取手市は、ゆとり・医療・コストの面で魅力があります。 落ち着いた環境で、広い家を手頃な価格で手に入れることができます。

茨城県公式統計データが示すとおり、
守谷市は「活気と成長」取手市は「落ち着きとゆとり」の街です。

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データ出典

  • • 茨城県「市町村のすがた(一覧)」(2026年1月1日時点)
  • • 出典URL:https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/tokei/fukyu/tokei/sugata/local/index.html
  • • 令和6年(2024年)茨城県地価調査(2024年7月1日時点)
  • • 守谷市公式 令和6年基準地価一覧
  • • 本記事で使用したデータは、茨城県が公表している公式統計データです
  • • 人口・世帯数:2026年1月1日時点
  • • 地価:2024年7月1日時点(令和6年地価調査)
  • • 出生率・死亡率:2023年(令和5年)
  • • 生活インフラ:2024年3月31日〜2025年3月31日時点
  • • 教育環境:2025年5月1日時点
  • • 所得水準:2022年度(令和4年度)