
相続した実家や空き家について、「何から手を付ければいいかわからない」というご相談は非常に多くあります。結論から言うと、最初にすべきことは売却を決めることではありません。
1ステップ① 現状を把握する
まずは建物の状態を確認しましょう。雨漏りや外壁の傷み、庭の雑草など、放置による劣化が始まっていないかを見ることが大切です。
遠方にお住まいの場合は、最低限の見回りだけでも必要になります。国土交通省の調査によると、空き家の約7割が「管理不全」の状態にあるとされています。
2ステップ② 名義と権利関係を整理する
名義が亡くなった方のままになっているケースも少なくありません。売却や賃貸を考える場合、名義の確認は避けて通れません。
2024年4月から相続登記が義務化され、相続を知った日から3年以内に登記しないと過料が科される可能性があります。
3ステップ③ 売る・貸す・持つを考える
「今すぐ決めなければならない」と思われがちですが、管理しながら考えるという選択肢もあります。
焦って決断するより、時間をかけて家族で話し合い、納得のいく選択をすることが大切です。
まとめ
空き家は、焦って決断するより「管理しながら整理する」ことで選択肢が広がります。迷った段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。
知っておきたい数字と制度
900万戸
全国の空き家数(2023年)
総務省 住宅・土地統計調査
3年以内
相続登記の義務化期限(2024年4月〜)
法務省 相続登記義務化
10万円以下
登記を怠った場合の過料
不動産登記法第164条
参考出典
- ・総務省「住宅・土地統計調査」(2023年)
- ・法務省「相続登記の申請義務化について」(2024年4月施行)
- ・国土交通省「空き家対策の現状について」
- ・不動産登記法第164条(過料の規定)
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